『評判は?』宮台真司は反日思想の左派?

宮台真司さんといえばブルセラ、援助交際、オウム真理教といった社会問題を論じて有名になりました。

 

討論番組でのエキセントリックな言動が印象に残っている方も多いのではないでしょうか。今回は、宮台真司さんの思想や評判についてまとめました。

 

 

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【宮台真司のプロフィール】

 

宮台真司さんは1959年3月3日生まれの社会学者、映画評論家です。高校在学中より、哲学や思想の本を読んで興味をもちます。

 

1978年に東京大学教養学部へと進学。

1990年には論文「権力の予期理論」にて、社会学博士の学位を取得します。

 

1993年より東京都立大学人文学社会学科助教授に着任。2007年には、首都大学東京都市教養学部都市教養学科教授に着任します。

 

1993年頃よりブルセラ、援助交際、オウム真理教といった社会問題を論じて、メディアに注目されます。

 

1990年代後半には、テレビの討論番組の常連となります。

 

テレビ出演だけではなく執筆活動にも力をいれており、共著を含めると100冊以上の著書を出版。2009年に出版した「日本の難点」

 

13万部

 

のベストセラーとなります。

 

2021年には映画批評集「崩壊を加速させよ 「社会」が沈んで「世界」が浮上する」を出版し、映画評論家としても活動しています。

 

私生活では、2005年に結婚。妻は東京大学名誉教授である佐伯胖さんの娘で由美子さんといい、子供が3人います。

 

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【宮台真司の評判は?】

宮台真司さんは社会学者とあって、賢い、天才といった評判が見受けられます。

 

宮台さんの父親は東大農学部卒業、母方の祖父も東大出身の生物学者です。宮台さん自身も東大出身なので、まさにエリート一家といえます。

 

それに加えてあらゆる社会問題を論じる姿が、賢い、天才といった印象をあたえているのでしょう。

 

1990年代、宮台さんの援助交際に対する考え方は斬新なものでした。当時は援助交際が社会問題として取り上げられていました。

 

援助交際をする女子高生が不道徳だとされる中で、宮台さんは「彼女たちは凡庸な女の子だ」と主張します。

 

それまでとは大きく違った視線で論じたことから注目され、賞賛を浴びるのです。

 

一方で、援助交際を合法化するべきだという意見から、多くの批判も受けました。

 

女子高生が援助交際することを、キツイ学校生活で潰されないように生き抜く知恵と言って評価したこともあり、ブルセラ評論家と揶揄されたこともあります。

 

宮台さんの主張は極端なものが多いので、賞賛と批判の両極に分かれることが多いといえます。

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【宮台真司は反日思想?】

https://www.youtube.com/

 

宮台真司さんは反日思想といわれることがあります。

 

これは2019年に開催された「表現の不自由展・その後」が関係しています。この展示会では、慰安婦像をモチーフにした少女像や、昭和天皇の肖像を燃やす作品が展示されました。

 

多くの日本人が、これらの作品が不快だと声をあげます。その声をうけて、文化庁は展示会への補助金約7800万円を交付しないことに決めます

 

そして展示会はわずか3日で中止になってしまったのです。

宮台さんは抗議をうけて中止したのは不幸だと主張します。

 

この展示会を続けるべきだと主張したことから、宮台さんは反日思想だと思った人が多かったのでしょう。

 

しかし宮台さんは、反日思想だからこの展示会を続けるべきだと考えたわけではありません。

宮台さんは

 

「そもそもアートは誰かの心を傷つける。心を回復させる娯楽とは違う。生半可な覚悟で見に行けば不快になって当然だ」

 

と主張します。

 

アートを見る観客は、不快になる覚悟も必要だというわけですね。

そして主催者に対しても、抗議を受けた程度で展示を取り下げればアートが媚びたことになるので、中止するべきではなかったと批判しています。

 

展示している反日的な表現を認めたわけではなく、観客と主催者を批判しています。つまりアートを守るための発言だったのです。

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【宮台真司が左翼と言われるのはなぜ?】

宮台真司さんは左翼と言われることがあります。

 

これはたびたびネット右翼に対して、厳しい批判をしているためです。特にまちがった右翼思想をもつ政治家は強く批判しています。

 

そのため左翼と思われがちですが、宮台さんの主張を見ると左翼とはいえません。

宮台真司さんは改憲派です。憲法を改正して、重武装化&対米中立であるべきであると主張しています。

 

他国に攻め込まれた時のために反撃能力が必要だというのです。具体的には

爆撃機やミサイルをもつことで激しい地上戦に持ち込まれないことが必要だと考えています。

 

徴兵制度の導入にも賛成の立場です。これは右翼の主張と同じといえます。

 

その一方で、宮台さんは「解放的関心の強烈な〈左〉と、条理によって条理の限界を見極める〈右〉は、論理的に両立可能」という主張をしています。

 

左翼と右翼は両立し、自身は左翼、右翼どちらでもないという立場をとっています。

しかし、ネットで宮台は左翼のイメージが強いようです。

 

 

ただ他にも宮台に対して違った立ち位置かっらの見解をしている方もいるのも事実ですね。

そのため中立とはいかないですが、やや左といったところだと思います。

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【宮台真司のまとめ】

今回は宮台真司さんについてまとめました。

 

1990年代に社会問題を論じて有名になった宮台さん。

 

討論番組だけではなく、たくさんの書籍を出版しており、あらゆる社会問題を見つめ続けています。

 

また社会学者としてだけではなく、映画評論家としても活動の幅を広げています。今後の宮台真司さんの活躍に注目です。

 

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この記事を書いた人

初めまして、管理人のアオイです。
現在東南アジアに住んで5年目突入、ブログを書きながら色々しています。
よろしくお願いします。

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