いよいよ今回は、前回のウクライナ人と結婚したらどうなったか?
というところから派生して、今世界中が注目している
ロシア:ウクライナ情勢について解説していきます。
そこでよく耳にする、『親ロシア派武装勢力』について、わかりやすく解説していきます。
もう、いよいよプーチンを止めることが出来ないぐらいな状況ですが、今後どうなっていくのか?
なぜ、ロシアはウクライナに対してこれほどまでに執着するのか?
一つずつ解説していきます。
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親ロシア派武装勢力とは?
わかりやすくお伝えすると以下のような人のことを『親ロシア派』というようです。
- ウクライナよりロシアにつきたい人達
- ウクライナ東側にいるロシア系ウクライナ人
- 場所:ドネツク共和国、ルガンスク共和国→ドンバス地方に住む人々
上記に当てはまり、尚且つ『ウクライナ』からの独立、分離しロシアに併合を求めて、過激な行動をとる武装集団のことを『親ロシア派武装勢力』と呼びます。
実際になぜ、ウクライナなのにロシアに併合されたいのか?
また、なぜ併合できないのか?
など思う方も多くいると思うので一つずつ紐解いていきます。
まず、地図で見てみましょう。
『バン!!』
これがわかりやすくした地図です。
では場所ごとに解説していきましょう!
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東ウクライナとは?
東ウクライナは、上述のように『親ロシア派』が多い地域です。
ただ、もう少し厳密にいうと、ソビエト連邦崩壊後からウクライナとの線引きが出来ました。
そのため、ロシア人と思っていた人が急にソビエトが崩壊したことにより
『明日からここに住んでいる人はウクライナ人です』ということになりました。
ただ、この時から家族によっては国籍がバラバラになるということもありました。
このことから、『私たちはロシア人だ』と考えている人も東側には少なくありません。
また、ウクライナ人ですが、ウクライナ語を話すことが出来ない人が多いのも東側です。
因みに過去にもお伝えしましたが、
ウクライナ語が話せるからロシア語が話せる。
ロシア語が話せるからウクライナ語が話せるということにはなりません。
次は、首都キエフ辺りについて
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中央ウクライナとは?
中央はウクライナの首都キエフがある場所になります。
なのでウクライナの中では一番栄えている場所です。
そして、この首都キエフはロシアの始まりであるとされています。
以下より
9世紀末、ノルマン人の大移動の動きの一つとして、ヴァイキング
(またはヴァリャーグ人。彼らは自らをルーシと称した)
を率いたリューリクはノヴゴロド国を建国した。
その一族のオレーグは、ビザンツ帝国との交易の利益などを目指して南下し、882年、ドニェプル川中流のキエフを占領、都をノヴゴロドから移した。
オレーグはさらに南下してビザンツ帝国を脅かした。
これが実質的なキエフ公国(キエフ=ルーシ)の成立であるが、オレーグの死後、912年、リューリクの子のイーゴリが大公として治めることになり、正式に公国となった。その過程でルーシは東スラヴ人に同化していった。またこの間のことをロシア史では「キエフ=ルーシ」といっている。ロシアといってもほぼ現在のウクライナにあたる。
出典:世界史の窓
このような歴史的な背景から、ロシアの中にはウクライナも同じという意識があるようです。
これは、人々の価値観でも大きく変わるかもしれませんが。
また、何人かのウクライナ人やウクライナ在住の日本人に聞いたところ、キエフでは多くがウクライナ語であるがロシア語の時もあるようにミックスしているような、混ざっているような感じだそうです。
それでは、最後に西ウクライナ
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西ウクライナとは?
いよいよ最後に西ウクライナについて
東で伝えたことが、主に西でも起きている感じです(過激な感じではないですが)
西側にはヨーロッパの街並みを残している場所も大きあります。
代表するなら『Lviv』という街はウクライナで一番ヨーロッパの街並みを残していると言われています。
また、西側は歴史的にポーランドに属していたこともあることで、東側とは全く相容れない価値観を持っています。
ウクライナの言語や文化に誇りを持ち、ロシア人とは違うという意識がとても強いです。
また、ポーランド側もロシアが西ウクライナ側まで進行してくると黙ってはいなさそうですね。
なので、ウクライナへの愛国心が一番強いのも西側でしょう。
また、ポーランドに対しては敵対心もなく、言語も1〜2ヶ月ほど勉強すれば理解できるようになるようです。
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なぜこれほどまでにウクライナはもめるのか??
これは前にも紹介した。
にも詳しく記載しています。
- ロシアは緩衝地帯が欲しい→NATO加入は断固阻止
- ソビエト時代、ロシアはウクライナ人に対して意図的に飢餓を起こして虐殺している(歴史的背景)
- とはいえ、元々ロシア人だった人もいる
- 逆に西側にはポーランド人もいたりする
これらを踏まえて見ていくと政治を安定させることが難しいことがわかると思います。
NATO加盟側に動くと→東側のウクライナ人が怒る
ロシアに属そうとすると→西側のウクライナ人が怒る
このように、どちらにも行けない板挟みになっているのが、ウクライナの政治の状況です。
なので、今回のロシアの進行により、ウクライナという国がどのようになるのかの岐路が今と思われます。
プーチンの思惑は一体どこにあるのか??
2022年2月22日に、ロシアは現在不法占拠であった、ルガンスク州とドネツク州を国として認めると言い始めました。過去にも他国は認めていないことは紹介しています。
これにより、ウクライナ側はNATOに対して救援要請を出しました。
また、21日には兵士2名一般人1名が亡くなっていることからも、いよいよ戦争になるかもしれないですね。
できる限り最後まで対話の道を選んで欲しいですが、幾分、プーチン大統領は
『撤収しまーす』→逆に増えてる
ように、恐らくギリギリまで嘘をつき一気に進行することを目論んでるように写ってならないですね。
本当に何事もないことを願います。
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