今回は、コロナのパンデミックに対応するために結成された【KISA2隊】の紹介!
現在の活動状況やメンバーの経歴、学歴についての調査や現在経営されている病院についても紹介します。
KISA2隊の正式名称は、Kyoto Intensive Area Care Unit for SARS-CoV-2対策部隊だそうです。
それではまず、KISA2隊を代表するメンバーのプロフィールから
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目次
KISA2隊メンバー1:小林正宣の経歴や活動など
名前: | 小林 正宜(こばやし まさのり) |
誕生日: | 38歳【2021年10月現在】 |
診療領域: | 総合診療・総合内科・外科・整形外科 |
職業: | 葛西医院:院長 |
資格: | 医学博士、家庭医療指導医・専門医 内科認定医、病院総合診療認定医 認定産業医、旅行医学認定医 |
学会活動: | 日本プライマリ・ケア連合学会 代議員 日本病院総合診療医学会 評議員 |
趣味: | 旅行、子供たちと遊ぶこと |
座右の銘: | 和を以て貴しとなす |
公式ホームページ | 葛西医院HP |

葛西医院の始まりは1953年、小林愛次郎が開院しました。
初代委員長は小林正宣の祖父に当たります。
開院した時期は終戦後という中、地域医療の貢献を目指し、地域住民の健康を守るため必死に医療に取り組んだそうです。
また、この時は入院設備もあったことで地域医療の中核を担う医院でした。

2代目医院長、小林將秀(現名誉会長)は小林正宣の父親になります。
1991年に初代から將秀が葛西医院を任されます。
この時期は経済成長と医療の発展、高齢化社会が近づくなど多くの変化が起きた時代でした。
医療の多様性が求められたことにより地域の要望に応えるために患者からの目線を大切にすることをモットーにし地域の医療の発展に従事したそうです。
そして現在の小林正宜が3代目医院長として医院を継承しました。
迫る2025年問題が近づくことで医療問題が増えていくことで、在宅医療やさまざまな地域医療の要望に応える必要を考えているそうです。
今までの葛西医院の歴史である、地域医療に貢献する思いを継続するべく地域住民の方々から信頼される『かかりつけ医』を目指されています。
2025年問題【医療面】
「2025年問題」とは、2025年までに団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となるタイミングの前後で引き起こされる様々な問題の総称です。
「2025年問題」に向き合うにあたってポイントとなる数字のひとつが、出生数です。現在から比べると3倍以上もの出生数があった団塊の世代(1947-49年生まれ)約800万人が75歳以上の後期高齢者になるタイミングが2025年です。
まずは、医療費の問題です。高齢になってくると健康になんらかの支障が生じ、病院に通う人も増えてきます。事実、医療費約43兆円の約4割は75歳以上の高齢者が占めています。
高齢者が急増することによって、社会保障費という意味での圧迫はもちろんのこと、地方都市を中心に医師・看護師不足など医療体制にも支障が生じる恐れがあるといわれています。
出典:RERO総務人事タイムズ
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KISA2隊メンバー2:守上佳樹の経歴や学歴
名前: | 守上 佳樹(もりかみ よしき) |
誕生日: | 41歳【2021年10月現在】 |
診療領域: | 内科・呼吸器内科・循環器内科・小児科・外科・整形外科・救急科 |
職業: | よしき往診クリニック:医院長 |
資格: | ⽇本内科学会 認定内科医、⽇本⽼年医学会認定 ⽼年病専⾨医 |
活動: | 京都府医師会若手医療ビジョン委員・地域ケア委員、西京区介護認定審査会委員、京都府警察医(西京警察署)、「all西京栄養を考える会」顧問 |
趣味: | 野外フェス? |
公式ホームページ | よしき往診クリニック |

守上は、初めは広島大学学校教育学部で教員免許を取得しています。
卒業後、金沢医科大学医学部へ再度進学。
卒業後に京都大学医学部附属病院老年内科へ入局します。
そして6年間、三菱京都病院の総合内科で6年間勤務後、現在の『よしき往診クリニック』を京都市西京区に2017年4月に開院しました。

元々、守上佳樹の父親は大阪市旭区でクリニックを開業しています。通常なら父親の後を継ぐことが多い医師の世界ですが、守上は長男でありながら父のクリニックを継ぎませんでした。
守上が継がなかった1番の思いは
『父親を超えたい』
当然、クリニックを継いだのなら地域を巻き込みバリバリやったと話されていました。
ただ、そばに父親がいることで
【自分の想像の範囲から大きく逸脱出来ず、20年後、30年後の自分が想像できてしまう】父と肩を並べることは出来るかもしれませんが、父を超えた!すごい!と自分自身で言えることは出来ないかもしれない。
出典:medical care
また
だからこそ、父とは違う方法、分野、形態でゼロからスタートする方が自分の人生として納得出来ると話されていました。
ただ、父親と違う道を選んだからといって、仲が悪いわけではなく週に一度は父親のクリニックを手伝いに行ったり、コラボレーションをすることで新しいことも挑戦されています。
なので守上の尊敬している人は【父】だそうです。
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KISA2隊メンバー3:宮本雄気の経歴や学歴
名前: | 宮本 雄気(みやもと ゆうき) |
誕生日: | 34歳【2021年10月現在】 |
職業: | よしき往診クリニック:常勤医? |
趣味:特技 | 野外フェス? |
学歴 | 京都府⽴医科⼤学卒業 |
資格:活動 | 京都府⽴医科⼤学 救急医療学教室 ⽇本救急医学会認定 救急科専⾨医 |

宮本は大学卒業後、湘南鎌倉総合病院(初期臨床研修)に勤務しました。
その後、2014年4⽉よから京都府⽴ 医科⼤学 救急医療学教室で救急医療に従事し、
2017年4⽉から「よしき往診クリニッ ク」にて専⾨医の⼀⼈としても活躍しています。
よしき往診クリニックの開院当初から、宮本は専門医として週に1回非常勤として在宅医療に携わっています。
情熱大陸では常勤と記載があったので現在は常勤として務められているのかもしれません。

二人の出会いは、医療の現場ではなかったそうです。
そう、二人の出会いは
『ロックフェス』
意外ですね、まさか今ともに医療のために共に働く二人の出会いが野外音楽フェスとは誰も想像できないですね。
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KISA2隊の現在の活動

2021年2月に医療崩壊を食い止めるため、京都で専門の訪問診療チームが結成されたのがKISA2隊です。
これは全国に先駆けた試みでした。
メンバーは医師、看護師、歯科医、薬剤師、セラピスト、栄養士、介護士など、約50人で結成されています。
24時間365日の臨戦態勢で活動し、在宅療養者のもとに往診に駆けつけて、重症化を防ぎ入院件数を減らすことを最大の目的としています。
KISA2隊の活躍もあり、京都府及び近郊は医療逼迫の状況を緩和しています。
KISA2隊の信念は
どんな患者も断らず
隔離解除まで診療を続ける
です。
これは入院までのつなぎの診療をするのではなく、自宅のベッドをコロナ病床にするという考えで行動されています。

現在の訪問診療は1400回を超えています。
そのうち回復まで至った患者の数が200名以上です。
最盛期は一日20件以上も往診していたそうです。
また、第5波は収束しつつあるものの迫る第6波に備え新たな準備をしています。
1、賛同する仲間への見学や活動への参加容認
2、大阪でもKISA2隊発足のサポート【Kの由来はKYOTO→KANSAIに変更】
3、今後実用化される、『抗体カクテル療法』を在宅での運用準備
このように同志を増やし迫るコロナの6波にも備えるべく現在も行動されています。
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KISA2隊のまとめ
今回はコロナのパンデニックの中、医療の最前線で戦うKISA2隊の紹介でした。
2021年10月17日に情熱大陸に出演されるそうです。
京都の訪問診療チーム“KISA2隊(きさつたい)”があのドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS製作著作/TBS系全国ネット、10月17日午後11時15分~)に登場!
新型コロナ訪問診療チーム/KISA2隊
自宅で苦しむ患者を救う!
コロナと戦う“キサツ隊”の志https://t.co/ZD1uv3I2LK— ナース専科 つぶやき隊/ゆず美 (@nursesenka) October 15, 2021
ボランティアでやっている活動について、今週末の情熱大陸で放送していただけることになりました。
コロナで苦しむ人のために日々戦っている医療現場の方々に少しでも貢献出来てとても嬉しく思います。
僕は出ないけど、僕の作ったモノは出るかも…?#情熱大陸 #KISA2隊 #KISA2 pic.twitter.com/6tXPPl3zy0— Taro (@_taro420) October 12, 2021
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今後も皆様に役立つ情報を一つでも多く発信できるように頑張ります!
では、また次の記事でお会いしましょう。
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